春No.309 桜餅(道明寺)のイラスト 関西でおなじみの道明寺(どうみょうじ)型の桜餅は、道明寺粉で皮を作り餡を包んだ、道明寺粉のつぶつぶした食感が特徴です。道明寺粉とは、もち米を蒸して乾燥させ粗挽きしたもの。大阪の道明寺で保存食として作られたのが起源と言われています。春食べ物
春No.308 桜餅(長命寺)のイラスト 長命寺(ちょうめいじ)版の桜餅は主に関東でおなじみで、小麦粉などの生地を焼いた皮で餡を巻いた、クレープ状のお餅です。享保2年(1717年)、隅田川沿いにある長命寺の門番・山本新六が、桜の落葉掃除に悩まされ、ふと思いついて桜の葉を塩漬けにして、餡を薄い皮を包んだものに巻いて売り出したところ、江戸で大ヒットしたのが始まりだとか。春食べ物